39アースの2008年最大のイベントは、何と言ってもこの百万石竹とうろうまつり。
一週間前から立てたノボリ旗が内川スポーツ広場の大空高くはためいている。

多くの企業から協賛金を頂いて、この祭りははじまった。

橋の上は「竹取物語」。250本の竹をキャンパスのように連ねて絵が描いてある。
夜になると、廃油ローソクが灯り、幻想的な雰囲気を醸し出す。

地元新保町のお母さんたちが、新鮮野菜を提供。なかなか商売がうまい。
おいしい赤飯は瞬く間に売り切れた。

ストーブで炊いたおにぎりが大好評。1時間待ちの大行列が最後まで続いた。

午後4:30 いよいよまつりの始まり。トップバッターは美由紀座の和太鼓。
こどもから大人まで総勢40人で魂のこもった見事な太鼓を披露してくれた。

続いて、登場したのは、よさこいソーラン。百万石大会二連覇の実績を持つ金澤こまち。
迫力満点の踊りを披露。

内川の若者たちによる「内川バンド」。地元では有名。金沢でも熱烈なファンが結構いる。

暗くなってきた。全員でロウソクに灯をつけた。

舞台横には、明光小学校の生徒たちが作った「ピカチュー」。他に「CO2ぱっくん」「太陽」がある。

福井でパーソナルポートフォリオというユニークな教育を行っている岩堀美雪先生が、「ありがとう地球」の作曲者くまひげさんとともに駆けつけてくれた。

いよいよ祭りは最高潮へ。沖縄西表島出身のまーちゃんバンドのライブ。
次第に引き込まれていく。彼の演奏はお祭りの真髄。日本人はお祭りが好きだ。人々は踊りだす。


そして、最終章。
ミネハハが魂を込めて、木々の精を一身に集めながら、「ありがとう地球」を高らかに歌い上げる。

最後は、観客、スタッフがひとつとなって、ありがとう地球を大合唱。
「みんなが空で、みんなが海、みんなが緑で、みんなが地球」
心が洗われ、神と精霊と人々がひとつになった瞬間だ。みんなの目には、涙が。

こうして、百万石竹とうろうまつりは感動とともに、終わった。 |